学研災付帯賠償責任保険(通称:学研賠)

学研災付帯賠償責任保険(通称:学研賠)は、国内外において、学生が正課・学校行事またはインターンシップ・介護体験活動・教育実習等の活動及びその往復途上において、他人にケガをさせたり、他人の財物を損壊したことにより被る法律上の損害賠償を補償する制度です。

補償の対象となる事故例

  • 正課で実験中に誤ってクラスメイトにケガを負わせた
  • インターンシップ活動中、派遣先の機械を落として損壊してしまった
  • 介護体験活動中、入浴中の老人を持ち上げようとして、誤ってケガを負わせた
  • ゼミ活動のために自転車で通学中、歩行者とぶつかり、ケガを負わせてしまった。

この保険制度は、別途加入手続きが必要です。また、保険料は自己負担となります。
(保険料は保険内容により異なります。)

※学研賠は、大学が行う活動または大学の管理下にある活動のみが補償対象となります。したがって、学生個人による加入申込みは受け付けておりません。

※保険金が支払われる事故は約款で詳しく定められており、事故の程度や行為によっては対象外になる場合があります。(コースによって補償の対象が異なります。)保険内容については、「学研災付帯賠償責任保険加入者のしおり」をよく読んで理解するとともに、教育研究活動中に事故が起きた場合には、必ず下記の事故が起こった場合のステップに沿って対応するようにしてください。

加入手続きフロー

  1. STEP.1
    担当窓口で加入申込を行う。(対象となる学生には、担当窓口より事前に説明等行う予定です。)

    【担当窓口】

    加入目的 千里山
    キャンパス
    高槻
    キャンパス
    高槻ミューズ
    キャンパス

    キャンパス
    インターンシップ、介護体験活動、教育実習、保育実習、ボランティア活動及びその往復 キャリアセンター 高槻キャンパス
    事務室
    ミューズオフィス 堺キャンパス事務室
    正課中、学校行事中、課外活動中及びその往復 教務センター 総合情報学部
    オフィス
  2. STEP.2
    出納課分室または各キャンパスの出納窓口で保険料を支払う。
    (事前に徴収する場合もありますので、担当窓口の指示に従ってください。)
    ※保険料については担当窓口でご確認ください。

なお、学研賠の保険始期は保険料を支払った日の翌日午前0時~翌年3月31日(1年間)です。
保険金が支払われる事故は約款で詳しく定められており、事故の程度や行為によって対象外となる場合があります。(コースによって補償の内容が異なります。)

事故が起こった場合

  1. STEP.1 事故報告
    • 「学研災付帯賠償責任保険加入者のしおり」に記載の東京海上日動学校保険コーナーへ電話にて次の事項を連絡する。
      • 氏名、年齢、大学名
      • 事故発生日時、発生場所
      • 被害者の氏名、年齢
      • 事故の原因
      • 傷害、破損等の程度

      ※なお、この連絡が終わるまで、示談は行わないでください。

  2. STEP.2 保険金請求
    • 担当窓口で「学研災付帯賠償責任保険金請求書」を受け取る。
    • 「学研災付帯賠償責任保険金請求書」に必要事項を記入して、大学等証明欄に以下の証明を受ける。
      • 事故証明 兼 届出証明 → 担当窓口
      • 保険加入証明 → 学生生活支援グループ
    • 事故報告を行った東京海上日動学校保険コーナーに「学研災付帯賠償責任保険金請求書」を提出する。
      (注)保険金請求権には時効(3年)がありますので、ご注意ください。
  3. STEP.3 保険金支払

    手続き終了後、保険金が支払われます。

    <注意事項>

    • 示談交渉は、加害者 である被保険者自身で 行っていただくことになります。
    • 賠償金は被害者の過失割合や、他の者の責任割合等を勘案して決定されます。
    • 賠償事故は、一般的に加害者の一方的な過失によるものは少なく、被害者自身にも過失のあるものや不可抗力によるものが多いため、示談に際しては、事前に東京海上日動学校保険コーナーと十分相談してください。
    • 保険の内容については、学生生活支援グループホームページに掲載している「学研災付帯賠償責任保険加入者のしおり」を よく読んで理解するようにしてください。